日々、進行している父

皆様、お久しぶりです。
本当に暑い夏になっておりますね。

グループホームに入所した父ですが、日々進行しております。
それも目に見える形で・・・・。

実は、本日、それを初めて知りました。

施設の方が、家族に心配をかけまいとして黙っていたのか、ただ単に言いそびれていたのかは不明です。
そりゃ、家族の中には「家にいないだけで結構。後は面倒見てくれ」って人もいると思うので、
それはそれでいいのかもしれません。

ただ、前回(8月17日)に面会した時に、
「どんな細かい事でもいいので、変化があれば言ってください。それによっては薬の変化も検討しますので」
と言っておいた事で、何事も知りたい人なんだな、って認識されたのかもしれません。

まず、びっくりしたのが、

「薬が変わっていた」

ということ。しかも、一ヶ月以上前に。

主治医は大学病院からグループホーム指定の病院の先生に変更したのですが、
薬の変更の際に、連絡や相談がないとは思いませんでした。

アリセプトが高いので、気を利かせて後発医薬品(ジェネリック)にしたのだと思いますが、
こういう病気の場合、経過を見なくてはいけないので変えた際には細かいチェックが必要なのです。

気になる、変化の内容です。グループホームから言われたのが

「尿汚染」

「夜、眠らない」

という二つのこと。
それ以外に本日、気づいた「足のむくみ」と「体重の増加」の件もあったので、予定を変更して詳細を聞くことにしました。

時系列にまとめると

6/5   夜、トイレに行くも間に合わず、トイレを汚してしまった
6/12   白い物に異常な執着を示す

床に落ちている白いゴミを執拗にひらう。何度言ってもやめない。
白いゴミ箱を勝手に部屋に持ってくる
トイレの白いペーパー(手拭)を大量に部屋にもって帰り、自分のものだと主張

6/14   パンツの上げ下げをずっと行っており、どうやってトイレをするのか分からなくなった
6/26   夜、トイレにて失禁する
6/29   夜(23時頃)になると、帽子をかぶり外出支度をして「家に帰らなくてはいけない」と見たことのない程、険しい顔でいう
7/8   夜、居室の床にて排尿する
7/12   夜、居室にて失禁
7/14   足がむくみはじめた
7/16   パジャマの上着(ボタン式)の前と後ろが分からなくなる(反対に着る)

アリセプトから後発医薬品に変更

7/19   大体2時間程度しか寝なくなる
(7/22  ドライブの日。こういう時はぐっすり眠る(7時間))←参考までに
7/28   ご飯を食べてないという(この日のみ)
7/30   帰宅願望が強く出る。19:30-03:00まで7時間半の間、ずっと帰ろうとする
8/6   現金があればすぐに帰れるのに、と言う(タクシー等にて)
8/10   居室にて、全裸でウロウロ。その対応後、トイレにて失禁

ざっとこんな感じ。
すべて、施設内で「初めてそういう事をした日」を記録してきました(全日誌を読んで)
このうち、ご飯を食べていないというのは家でもよく言っておりましたので気にしてはおりませんが、
他の事に関しては初めてのものが多い

また、症状は全て夜にしか出ないという事です。昼は至って優等生。
ほとんどの日の夜に「帽子を被り、険しい顔で帰るという」と書いてありました。
6月までは夜中に帽子を被って帰ろうとしても、顔は穏やかだったという事です。
険しい顔の時は、何を言っても無駄で、何度も何度も部屋から出てくるという事です。

対策です。

まず、主治医に言って、薬を戻しました。明日から戻るようです。
(成分は同じでも、全て同じとは思えない)
もちろん、薬を変更する前から症状が出ておりますが、「険しい顔」になる事が多くなったという事です。
これも時期的なもので、いまさら元に戻しても、変化はないかもしれません。
アリセプトは「進行を穏やかにする薬」であって、「進行を止める」あるいは「治療(元に戻す)」薬ではありませんので、
一度進行してしまったものを巻き戻す事はできないのです。

薬を戻し、二週間ほど様子を見て(施設の方は普段より少しチェックを詳しくしてもらい、うちらは頻繁に見に行く)、
その後、状況がよくならなかった場合は、睡眠導入剤やその他の薬の事も視野に入れていかなければなりません。
(いくら相手はプロとはいえ、迷惑は最小限に留めたいです)

体重に関しては、食事の量をコントロールしていくのと、簡単なスクワット等の運動を多くしてもらう事。
今は毎食ごはんのおかわりをさせているようです。本人が望んだ時以外はやめてもらう事にしました。

とりあえず、なんとかしたいと思います。

コメント

  1. ねね より:

    Unknown
    こんにちは。
    グループホーム入っても心配事はつきませんね。
    薬は少しでも何らかの影響があるようですし。
    私は先生にリバスタッチを9mgにできないか(現在は13.5mg)と相談したのですが、無理だと言われ、結局貼るときに上を少し切って貼っています。4か月たちましたが、夜の不安定さがなくなった気がします。それまでは1日おきくらいに夕方から夜中に「家に帰る」と険しい顔で言っていたのが、2週間に1回あるかないかになりました。
    人によって薬の適量は違うような気がします。

    紙はなんででしょうね。ほかのかたのブログでもティッシュペーパーやトイレットペーパーを施設の自分の部屋に持ち込んでしまうということが書いてありました。うちの母も自宅なのに常にティッシュをポケットにたくさん入れまくります。何か粗相をした時のための保険なんでしょうか。

  2. clausewitz より:

    ねねさんへ
    お久しぶりです。コメントありがとうございます。

    リバスタッチですか。
    アルツハイマー型認知症の新薬なんですね。
    この貼り薬ってアリセプトとの併用ってできるのでしょうか?
    効果があるようですので、相談してみます。
    大学病院を離れると情報に疎くなるのでこういうコメントは非常にうれしいです。

    紙、そういう意味もあるかもしれませんね!
    うちの父は昔からポケットティッシュを意味も無くたくさん持ち歩く人間なので、それ程問題視はしておりませんでしたが、そういう意味なら話は変わってくるかもしれませんね。

    父はトイレで粗相をした際、30分程、ずっと中にこもって掃除しているようですし。

  3. ケロねーさん より:

    Unknown
    お久しぶりです。

    私の母もトイレットペーパーを切って、ポケットに入れてましたよ。あったら、便利だからでしょう。今は、やらなくなりました。だから、鼻をかむという行為がわからないみたいです。

    足のむくみは、多分、運動不足からですよ。

    現金があれば…これは、まだまだ、しっかりしている部分だと思います。

    うちの母も進行していますが、入所して半年も経たないうちに『帰る』と言わなくなりました。
    言わなくなった時は、安心した反面、少し淋しかったです。

    多少、進行しても、お父様が落ち着いて生活できたら、安心だと思います。
    まだまだ、暑い日が続くようなので、気をつけてくださいね。

  4. clausewitz より:

    ケロねーさんへ
    お久しぶりです
    というか、ブログ更新遅くてごめんなさい

    やっぱり、トイレットペーパー、みんな好きなんですね。
    意識(思考能力)があるうちは続きそうですね。

    やはり運動不足ですか。
    今まで、毎日8キロ程歩いておりましたからね。
    グループホームのほかの人に合わせての運動となると絶対的に少ないのでしょうね。
    特に今の時期は暑いので、あまり外に連れ出してくれないし
    (冬は冬で寒いから無理だし)

    うちはそろそろ半年が経過します。
    どうなるか様子を見てみようかと思います。

    落ち着いて・・・・・かぁ。
    見た目には落ち着いて、楽しそうに見えるのですが
    やはり夜ともなると変わると思います。
    一人で部屋に居るといろいろと考えるみたいですね。
    家に居るときですらそうでしたから。

    また、近く訪れるので更新しようかと思います

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