雪囲い

本日、風邪で病院へ行き、その後にミーコの砂などを買いに行って帰ってきたら、
庭一面に材木と竹がばら撒かれていた。
5m以上の長いものは、屋根に立てかけられていた。

犯人はもちろん父である。やりたいことは一つ、雪囲いである。
我が家では20年以上、雪囲いをしていない。

富山では平成に入ってから、かつての38、59、61豪雪のような雪が降りにくくなっている。
(もちろん、平成18年の豪雪時にはそこそこ降った)

だから最近の家は雪囲いが必要ではない。
もちろん、やっている家もあるが屋根の形状次第である。

大体、仮に大雪になっても、我が家には融雪装置がある。
ちょっとたまって来たら、スコップで1m程移動させてやれば勝手にとける仕組みだ。
平成18年の豪雪時はこれでしのいだのだ。
「屋根形状」+「融雪装置」+「温暖化」で随分危機は減ったと思う。
(もちろん、絶対安心って訳ではないが・・・・)

それなのに、父は三日ほど前からソワソワソワソワしていた。
毎日「そろそろ雪囲いの時期やな」とか話しかけてくる(昼夜あわせ5回程)。
その度に、やんわりと「今はしていないよ」という事とその理由をきちんと説明。
一応、納得し、実行に移したことは無かったのだが・・・・・。

本日、いきなり決行。

ちょっと出掛けた隙にこれである。

すでに3年富山に住んでいる義父も、見たことが無い事(しかも危ない)が
始まりそうな予感がしたので、止めようとしたらしい。
(僕が帰ってから、一緒にすればいいのでは?と)

しかし、それをも無視して必死に頑張った結果が先ほどの様子である。

もちろん、長年やっていないだけあって全てのパーツはない。
だから、完成することはないのだが、父にはそれが分からない。
とりあえず、出すだけ出したって感じだ。誇らしげに並べていた(笑)

もう一度説明し、片付ける段階になっても好き勝手。
入れる順番など無視なので、急いで制止。結局一緒に片付けるハメになった。
長いものを扱うのも難しいのかすぐにどこかにぶつけるし。
妻は急いでプジョーを離していた(笑)

なんとか全て片付けて先ほど帰ってきた所。
即座にホワイトボードに「今年は雪囲いはしない」とデカデカと記入。

しかしまあ・・・・今年、もう一度同じような事がおきるかも知れない。

コメント

  1. なおます より:

    融雪装置
    もう一回あるかもしれませんね。一家の長の「冬前の仕事」の義務感が残ってるのかも。

    実家は先週やりました。
    主人を動員して2年めなんで手順も覚えてるし丸太に番号もついて大丈夫。
    なんだけど(笑)おしっこ袋つけてヨレヨレになりながらでも「監督」であります。(笑)

    来期は多分いないから(オイオイ←一人つっこみ)・・・まぁまぁという感じ。

    そちらの融雪装置 興味あります。

  2. clausewitz より:

    なおますさんへ
    雪囲い、されたのですか!お疲れ様でした。

    我が家の融雪装置ですが・・・
    公道の中央に走っている「アレ」です。
    4つの口から噴水のように湧き上がります。
    水には我が家の井戸水を使用しております。
    家庭内に使用する水用のポンプでは水圧が足りないので、別にもう一つ大きなポンプをつけてあります。

    ほんと、道路工事と同じように敷地の一部に張り巡らせました。

    興味がおありなら、配管業者に見積もりを取ってみたらいいと思います。

    あ、でも、水道水を利用したら馬鹿みたいに高くつくので・・・考え物です。

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