義父の老化

最近、時々ですが思うのは同居している義父(卯月父)の老化です。

満75歳という年齢では仕方ないでしょう。
なんというか見た目がお若いので全然変わらないように思ってしまいますが、
頭は随分と老化してきているようです。

もちろん、近年義父にとっての「母」「兄」「義理の弟2人」が相次いで他界したことも影響あるでしょう。

こうなる事を予想した上で大阪から富山に来てもらっておりますので、特に狼狽はしておりません。
正直いって、義父を大阪に一人だけ残して富山に住むという事の方が心配が大きかったのです。
今でもこうしておいて良かったと思えます。

一応最悪の事態としてダブル介護を想定しておりましたが、
父の件があまりにも想定外でちょっとだけ戸惑っております。
仮に義父の介護が必要になっても、父の助けを借りることが出来ると思っておりましたが、どうやら厳しいような感じ。
逆に、義父に頼り切っているくらいですから。

義父自体も老化を意識しているのか時々相談もされます。
物忘れも多く、行動に矛盾点なども多く、物事の理解力の低下、
妻への配慮のない言葉なども多くなりました。
アルツハイマーではなく、通常の老化の範囲だと思いますが。

これからは義父のこともちょっと意識して生活していきたいと思います。

<最近の父>
小学3年生の計算ドリルを終了。今日からは国語のドリルをやってもらいます。
今は、義兄(父にとっては婿殿)と共に雪吊りをしております。
義兄は造園業をしておりますので全てお任せです。

コメント

  1. ジャム より:

    Unknown
    こんにちは。
    私の父は10月に77歳で他界したのですがその際家族が留守中だったので警察が介入してきて司法解剖をされました。解剖後に説明された中に脳が著しく萎縮していたとの事でした。はっきりとは言えないが痴呆症の症状が少なからず出ていたのではないか?と。私の母は3年前に膵臓癌で67歳で他界しその後は父と私の姉と2人で暮らしていました。私は妻の実家で暮らしています。同一県内にいるので土日は姉に会いに帰っていました。その際に姉に相談されたのが父の言動や行動でした。姉は怖くて家に居る事も出来ない日もあったと最近になり打ち明けてくれました。すみません全く違う方向の事を書いてしまいました。私は母が病気になった時は1日1日を本当に大切に生きて行かなくてはいけないと37歳で初めて感じました。自分の人生は自分のものだけではないんだなぁと思った時は何か辛くなりました。ごめんなさい何か伝えたいのですが文才無いので駄目でした。またあちらのブログにお邪魔します。

  2. clausewitz より:

    ジャムさんへ
    コメント有り難うございました。

    お父様も認知症だったのですね。
    お姉様もさぞ苦労されたことだと思います。
    認知症の方は時に暴力性も出てくるので、本当に大変だったと思います。
    被害妄想も強く、周りが全て「嫌な人」って定義されることも多いので、認知症だとの認識がなかったら頭が混乱してしまうと思います。

    「一日一日を本当に大切に」
    これはまさにその通りだと思います。
    別に病気の事がなくてもそうだと思います。

    僕も、父がアルツハイマーと診断されたとき、咄嗟に「いつまで記憶があるのか」という事でした。
    何か思い出を作ろうと必死でした。
    これは父の思い出でもありますが、残された我々家族の思い出にもなります。

    今、父はどこかに行ってもその事はそれ程記憶がないようです。何を食べたかとかどこへ行ったか、とか。
    なんとなく自分たちのやってることの意味が無いような感じがして脱力したりもしています。

    でも、少なくとも我々には記憶が残る。
    最近、それでいいんじゃないかなと思えてきました。

  3. なおます より:

    Unknown
    clausewitzさんご自身一人で両方抱えこまないように・・・・どなたか心の支えになる方を・・・

    私達は姉妹だけなので、ここ数年のバタバタには
    本当に「頼れる兄姉」という存在が欲しかったです。

    母親の葬儀を機会として 一番信頼できるいとこ夫婦(60半ば)に私の心の姉になって欲しいとお願いしました。

    お互い家庭があるから特別の事は出来ないですが、
    私にはいとこが見守ってくれていると思うだけでも
    精神的に安心できます。

    *上のコメントで 一人暮らしで死亡すると 警察の介入があるのですね。わかりました。

    ちなみに 先日の通院で出し渋る医師にムリ言ってもらった安定剤のおかげで 老父は最近は穏やかに過ごしてます。
    ちょっと楽。

  4. clausewitz より:

    なおますさんへ
    大丈夫です。一応親戚一同理解を示してくれておりますし、妻も頑張ってくれておりますので。

    やはり、いろんな人に話をして理解してもらうのが一番だと思います。
    もちろん、影で何をいっているかなど分かりませんが、少なくとも面と向かって言われなくなるのは有り難いことです。

    うちの父ですが、安定剤はあまり効果がないようですね。
    まあ、もっとひどくなってからだと効果が見えるかも。
    少なくとも、眠れないという状態は治りませんでした。

    しかし、今現在、よく眠れているようなのでそれ程心配はしておりません。

  5. さち より:

    Unknown
    お久しぶりです。
    診断が出てから、なんやかんやではや2ヶ月たちました。
    アリセプトを処方され、毎朝飲んでるようですが、進行が止まるわけでもなく、進むわけでもない感じです。
    まぁ、気長に見守って行こうとは思っています。

  6. clausewitz より:

    さちさんへ
    お久しぶりです。お元気でしたか?

    アリセプトってほんとにそんな感じですよね。
    「飲んでいて意味があるの?」って時々思いますが、
    もしも飲まなくて一気に進行してしまったら、と思うと飲み続けるしかないような気がしてきます。

    あの薬自体、進行をとめるわけではなく、「進行を遅らせる」という曖昧なものですからね。

    しかし、想像していたよりはゆっくりしか進行していないので(僕の父もさちさんのお母様も)、良しとするしかありませんね。

    問題行動があまり見られない時は油断してしまいますが、それはそれでいいのかなと思います。
    毎日毎日ずっと見ているっていう事はお互いにとってあまり良い物ではないと思うので。

    さちさんも、リラックスして見守ってあげて下さい。
    今のうちに、信頼関係を築いておくと後々楽かも知れません。
    介護される人が協力的かどうかで随分変わってくるみたいですし(TV報道より)

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