本日の父

本日の夕食前の出来事である。

父には携帯を預けてあるのですが、たまには整理してみようと

「ちょっと携帯貸して」

と借りました。

そしたら父は「手を洗ってくる」とその場を離れました。

僕はと言うと、電話帳を整理したり着歴を消したりした後、
父の座席の前に置いておきました。

その後、父はそこらじゅうをウロウロと落ち着かない。
家を出て、納屋に行ったり、部屋に戻ったり。

タオルでも探しているのかなと思って無視していたのですが、
(あまり詮索すると怒るので)

頭を掻いて、現れた。そして開口一番。

「えーーーい、くそう・・・・・あーーー困った」
「今度こそ駄目や・・・あぁ、あかん」

「ん?どした?」と聞いてみたら

「携帯、どこ探してもない!」

あぁ、そうか。

完全に忘れたんだな。

時間?

2分ほどかな?

手は洗ったみたいなので、その後に携帯がないのに気付いて探し回っていたのでしょう。
探していた時間は5分くらいかな。

席についた父。しかし、作業着を着たままだったので、

「部屋着に着替えてこれば?」

「ああ、そうやな」

と二階へ向かう父。

20秒ほどで戻ってきた父。

「おら、何しにいったんやったっけ?」

コメント

  1. なおます より:

    Unknown
    お父様はお若いのですから
    持病というものはまだないでしょう。

    高齢の父は身体が次々ボロボロになり始め
    (脳梗塞+循環器系+内科)多量の薬漬け治療

    頭(認知症→説明が理解できない/頑固で受け入れない)と身体の不調のダブル

    妹と連携でこなしてますが…つらいなぁ
    どうしてうちばかりかなぁ
    (妹も事情があるんです)

  2. clausewitz より:

    なおますさんへ
    父の持病はヘルニアとか高血圧くらいでしょうか。
    高血圧は解決したのかな?

    毎日お酒を飲み、行事となったら一升半程は開けていた父ですが、肝臓の数値は健康そのもの。

    >どうしてうちばかりかなぁ

      これ、時々、本気で思います(笑)
      なんというか・・・足手まといというか。

    たとえば、僕と同年代の人ってのは、大体が「子供の話」ばっかりなんですよね。
    子供が遊びに行く場所はどこがいい、とか。

    しかし、子供もいないうちらは、明るい話はつらいだけ。
    「いつ、寝たきりになるのか」とかそう言うことばかり考えています。

    他の人に父の頑固具合を言っても、「歳を取れば誰でもそうなる」と言われることもあるし。

    一番嫌なのは、「こうすれば治るから」とかいって訳の分からない提案をしてくる人。
    もう、勘弁してくれって思います。

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