2月11日 いろいろと

あぁ・・・・・随分長い文章を書いて、投稿したらエラーが出て消えてしまいました。
非常にやる気がないので、箇条書きにします。

・朝から調べ物。

・父を追善に送る→帰りは義父が迎えに行ってくれました。

・DoCoMoに行き、906以上のGPS機能のついた携帯を聞いてみたが存在せず。

・介護用品の店に寄ってみるも定休日

・本屋に行き、「介護保険制度」の本と「介護の仕方」の本を買う

・夜の仕事に送迎

とまあ、こんな感じ。

すごーーーーーーーーーーーく長い文章を書いたのに・・・。

この中で、省略できない部分だけ、追加で書いておきます。

実は、告知後から父には「なるべく優しく声をかける」ようにしたのです。
しかし、僕は普段からそんな優しくは話しておりませんでしたので、
逆に父を落ち込ませてしまいました。
(あいつがこんなに優しく話しかけるとは余程症状が悪いのだろう)
とでも思ったのでしょう。随分と落ち込み昨日は「なんか気力がない」と仕事を無断で休んでしまいました。

それではいかんと思い、今日からいつも通りの口調で話すようにしました。
すると、父はやる気を取り戻し、パズルを完成させ、仕事にも意欲を見せていたみたいです。

仕事に関してですが、とりあえず送り迎えをすることにしております。
いつもの帰宅時間から車での走行時間を引いて、それよりも少し早めに迎えに行ったのですが、途中で「迎えに来てくれ」との電話があり不思議に思っておりました。

父が一人で待っていたのですが、車に乗り込んだ瞬間に遠くの駐車場でエンジンがかかりライトがついて発信しました。

・・・・・・

さりげなく父に「あ、あれ、仕事の人け?」て聞いてみたらそうだ、との事。
父はあまり気にしていない様子。

ちょっと申し訳なく思いました。
おそらくは社長からの指示で、夜の部の仕事の人が父の仕事(金庫関係)を支援したのでしょう。
だから、いつもよりも20分以上早く終わったのです。

しかも、父と一緒にいたら明らかに怪しいので、遠くの駐車場で見ていて・・・
父が車に乗るのを確認してから、発信という感じ。
本当に迷惑をかけたという思いと同時に、仕事仲間の父への思いに少し胸が熱くなりました。

本来なら、もっと前に帰れるだろうけど、父の仕事まで手伝って、さらに車に乗り込むまで見守ってくれるなんて・・。
本当は下りてお礼を言いたかったのですが、明らかに怪しいので、
ハザードでお礼を言うのが精一杯でした。

これからは、店の閉店時間くらいから待ち伏せしようと思いました(笑)

いつも思うのは・・・・どこへ言っても父のことを話すと、涙を交えて聞いてくれる事。

父はいろんな人に愛されているんだな・・・と痛感し、ちょっと誇りに感じました。

周りの人には正直恵まれていると思う。
父がそうだからこそ、いろんな人が支援を申し出てくれる。

きっと、なんとかなる。

そう思えてきます。

それと同時に思うのが、「現代」で良かった、ということ。
もう少し早かったら、アリセプトは無かった。1999年からですからね。
後、今ほど「認知症」や「アルツハイマー」の知名度が無かった事。
今は、誰に話してもどういったものか知っている。
進行は止められないことや、余命も短いこと。
それに、家族の心労など。

それら全ての人が、なんとなくですが知っている。

ひとえに、新聞・テレビ・雑誌などで何度も特集されている所以でしょう。

少し前はいろいろな偏見がありました。
「こんなになったのは、家族のせいだ」とかいろいろあったでしょう。
家族は死ぬ思いだったに違いありません。

介護保険制度も制度化されました。
そりゃ、不備も矛盾もあるでしょう。
介護保険料もバカにならない問題。

でも、やはり、成立して・・・制度化してくれたおかげで、希望の光になってます。

この10年、環境は本当に改善したと思ってます。

その辺は本当に、感謝しております。

素直に、「運が良かったんだな」と思えます。

コメント

  1. がつたま より:

    そうそう・・・
    使えるクスリもあるし、周りの認識があるってとっても大事ですよ。
    「自分に運がむいてきた!」って思えたらこっちのもんです♪いい風ふいてきますよ。

    clausewitzさん、気分を害されたらごめんなさい。私は昨年の春、大腸がんを告知され(今のところ大丈夫なのであしからず)、最初はパニックだったと思います今思うと。でもそんな中でも自分の病状と今後どうなる可能性があるってことが認識できてたことはよかったと思ってます。自分なりに自分の生きてきたこと対して整理できたし、自分の気持ちを家族に伝えられたし。私がもし今clausewitzさんのお父さんと同じ病気になったとしたら、自分の病気のこと教えてほしいなぁ~と思いました。伝えることで病状を悪化させてしまうことも絶対あるから、匙加減がとても難しいことだと思います。実は何度かコメント書いては消し、書いては消し、clausewitzさんに伝えるべきかどうか悩みました。でも治りづらい病気を抱えたことのあるモノとして一言ちょっとお伝えしたくてコメントしました。ホントに勝手なことをつらつらと書き綴ってすいません。卯月さんのブログにもコメントしましたが、「見守る」家族が一番しんどいと思います、病気の本人は自分のことだから周りが思うより楽なんですよ♪

    明日は天気よさそうですね(←気温にちょっとびっくりですが・・・)。
    clausewitzさんがたくさん笑顔になれる1日になりますように・・・。

  2. clausewitz より:

    がつたまさんへ
    コメントありがとうございます。

    実は過去のブログ記事により、がつたまさんのご病気については大体ではありますが、知っておりました。
    大腸癌ですか・・・広島の叔父も同じ大腸癌を患い、現在は人工肛門で過ごされております。
    本人も元気そうなので安心しております。

    「告知」については今現在も考えている事だったりします。
    実は、昨日の記事が消えたときに書いていたのですが、他のブログの方も皆さん知っておられるし、大学病院に問い合わせたときも「9割くらいの方は知っておられます」と答えがあったので、「別にいいのかな」と思ったのです。

    ただ、病院からは「次回の診察までは、そのまま内緒にしておいて下さい」と言われたので、待つことにしたのです。

    心配しなくても気分を害したりなんてしてませんので(笑)

    それよりも、がつたまさんのご病気の再発がないようにだけ祈っております。

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