台風の夜に

昨夜の出来事。

「お風呂、出来ているよ」

と言ってシブシブ入りに行く父を見た後、しばらく本を読んだりして過ごしていた。

風も強くなってきた深夜11時頃。
トイレに行くと、父の寝室の前のスリッパがない!
寝室の中は空で、さっきまで着ていたパジャマが脱ぎ捨ててある。

嫌な予感がして、階段を降りる。

どうやら外へ行ったようだ。

外は雨やら風やら・・・。

妻が様子を見に行ったら家の裏に居るとのことでしばらく様子見。
(こういう時に探したらやたらと怒るんです)

12時をまわった頃、納屋でぼーーとしていたので中へ入れる。

「何しとったが?」と聞くと

「何も話したくない!」と返事。
「おまえにも後になったら分かることや」

まあ、大方、家の裏の用水でも見に行ったのだろう。
それにしては2時間半程かかっていたが・・・・。

よくニュースで「用水を見に行って死んだ」って聞くのでその話をしたら

「そんな死にたい奴の話なんか関係ない」と返事。

なんつーか・・・・・どこかへ行くときは一言いってもらいたい。

コメント

  1. なおます より:

    Unknown
    clausewitzさんは ワンクッションおいて
    物事を冷静に判断できる方だから。

    以前の記事に書かれているように
    上の会話等はお父様の気持ちを荒立てずされてるのでしょうか?
    行動に対しても感情あらわにされずに対処なさってるのでしょうか?

    高齢父は行動面はそれほど変化が見えませんが、言ってる事がよく辻褄が合わなくなって
    きました。
    普段の事は聞き逃してますが、
    持病治療の件でそうされると
    同じ激昂タイプの父娘なので、言葉で
    苦しめてしまいます。

    いい年した自分が情けないけど…でも…

  2. clausewitz より:

    なおますさんへ
    僕は・・・・それ程出来た人間ではありません。

    ただ、先日のやり取りの内、最初の方はいたって普通に話しておりました。

    しかし、用水での事故の会話(死にたい奴が・・・という父の返事)あたりで、だんだん腹が立ってきて、「何でそんな話になる?」と行ったときは口調が激しくなりました。

    それに対して父は、いつも沈黙で迎えるのです。

    何も話さなくなるので、会話はそれで終わり。

    父は「何か言われそうだ」(=自分に後ろめたいことがある)と思ったとき、自分から怒って物をいうような気がします。

    こちらとしては、ただ普通に「@@してこようと思う」とか「@@してきた」って言ってくれればいいだけなのに、何も言わずに出掛け、話しかけたら怒って返事をする。

    お父様の事、言葉で苦しめるとの事ですが、仕方がない事だと思います。
    何も理想通りにしないと駄目って訳でもないし。
    5回激怒したい所を2回に押さえるとかそういうのでいいと思います。

    ちなみに、病気になりたての頃、僕が全く怒らなくなったのをみて(優しい言葉しかかけなかったのを見て)、父は「余程の重傷だな」と思ったらしくしばらくふさぎ込んでおりました。

    やっぱ、いつもと同じように接するのが一番落ち着くのかも知れません。

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