大学病院での定期健診

いつもの診察がありました。

基本的には前と変わらず。
ただ、「ここはどこですか?」の問いに「金沢大学病院」と答えることが
出来たのは、一歩前進ということか。
初めて答えることが出来ました。

ちなみに、逆に答えることが出来なくなった設問もありました。

それでもまあ、変わらずっていうのが正直なところ。

ほんとはどこか近くの病院にでも行って、何かあったら大学病院にでも
行くことにしようかと考えていたのですが、

「後、一年くらいしたら・・・新しい薬に切り替わるかもしれません」

という先生の意見を聞いて

ああ、後その位したら悪化して、他の薬が必要になるのかな・・・

と漠然と思っておりましたら、治験の話などになっていったのです。

どうやら・・・はっきりとは言えませんが、

新薬が認可されるようです。

まあ、治療薬ではなくて、今のアリセプトを少し改良したような薬との事ですが、
一歩一歩、進んでいることは確かなようで安心しました。

治療薬の治験も少しずつですが進んでいるようです。
(すぐに定員が一杯になってしまうみたいです)

そういう事を聞いていると、新しい情報の入手も重要だな、と思い、もうしばらくは大学病院に診てもらおうかなと思うようになりました。

どうせ二ヶ月に一度くらいなんだし。

ちなみに、本日の診察料は420円。

アリセプトの料金が70日分で8610円でした。

コメント

  1. Reknil より:

    拝見しました
    興味深い情報、有り難うございました。
    ちょっと先なので多少不確定とは思いますが、そういう情報が流れているのですね。参考になりました。

  2. clausewitz より:

    Rekniさんへ
    はじめまして!
    コメント、ありがとうございました。

    アルツハイマー型認知症については、今までアリセプトしかありませんでしたからね。
    もしも、あの薬に副作用が強く出るようでしたらどうしようもありませんでした。

    だから、似たような薬とはいえ、他に選択肢が出来るのはいいことです。

    また、「治療薬」の方も少しずつ段階を踏んで治験している状態(世界的に協力してるようです)なので、もしかしたら想像より早く認可されるかもしれません。

    我々、介護者としては根気強く待つしかありませんね!

  3. なおます より:

    はじめまして
    はじめまして。卯月さんのブログからお邪魔しました。
    県境の石川側の山在所に実家と嫁ぎ先があります。
    実家は84才の父が一人暮らししています。
    父が80才の時 母が癌と脳梗塞で寝たきりとなり、自宅で老老介護を4年近くやりました。母の葬儀も一周忌も気丈にすませました。
    すぐ近くに本家があるのですが、たよるべき本家の主(57歳)がなんと若年性アルツーハイマーと診断され、奥さんも退職して自宅にて療養中です。
    父も頭痛がありMRⅠで検査したところ、まだ大丈夫とのこと。
    私は 安否確認に毎日30分ほどしか実家へ
    行けないのですが、来るべき「その兆し」を見逃さないポイントを教えて下さい。
     長々と自分の事ばかりですみませんでした。  

  4. clausewitz より:

    なおますさんへ
    初めまして!ようこそこちらのブログへ。

    本家の当主がアルツハイマーとは大変ですよね。
    都会はともかく、田舎における本家の役割を考えると、ちょっと厳しいですね。

    毎日30分もの間、ご実家へ行ってらっしゃるとの事ですが、お疲れ様です。
    きっとお父様もお喜びの事でしょう。

    「その兆し」についてはたくさんあると思います。

    我が家の場合にしても・・・

    「普段は温厚な父が急に頑固になった」
    「食べたもの、ではなく、食べた事を忘れる」
    「ぼーーーっとしている事が多くなった」
    「いつも何かを思い出そうと考えている」

    などなど。

    物忘れは年をとったらだれでもあると思いますが、「普段は出来ていた簡単な動作が出来なくなっている」程の物忘れの場合、注意が必要かも。

    一人暮らしのお父さんについては、「今まで出来ていた掃除や家事」が出来なくなってきて、日用品も同じ物ばかりを買うようになったりとか。

    ただ、年齢も84歳との事ですので、もしもアルツハイマーと診断されても、通常のご老人と同じように接してあげたらいいと思います。
    癌と同じく、若いと進行が早いのですが、お年をめした方は進行が遅いので寿命を全うされる事になると思います。

    ただ、やはり奥様を亡くされた事はお父様もショックだと思います。
    男ってのは身勝手なものでして「俺が先に死ぬだろう」って思っております。
    それが逆になった場合、何の覚悟もない場合が多いのです。
    もちろん、精神的な意味で、です。

    本家の奥様のフォローも必要かもしれませんね。
    アドバイス、ではなくて、「気遣い」を。

    自分の家庭を持ちながら、実家のお父様の事も心配しなくてはいけないので、大変だと思いますが、自分自身が疲弊しない程度に頑張ってください。
    お父様の何よりの喜びは「自分の子供が明るくしている事」ですし。
    いくつになっても親は親、という感じでしょうか。

    決して、無理だけはなさらないように・・・。

  5. Unknown より:

    なおます
     お返事どうもありがとうございました。
    あなた様より相当年上の自分ですが、おもわず
    涙腺が緩みそうです。
    また明日も父の顔を見に行ってきます。

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