入院六日目

なんか最近、病院通いが苦痛になってきた。
確定申告の時期でもあるし・・・・いろいろしなければならないことがあるし。

今日も2時過ぎに、病院に到着。

缶コーヒーとドラ焼きとプリンが今日の差し入れ。

妻が缶コーヒーのプルタブを開けてあげ、「珈琲買って来たよー、開けてあげるね。はい、どうぞ」と手渡すと、

父は「サンキュー」と言って、

勢い良く缶を振り出した!!

おかげでコーヒーがどんどん飛び出し、床はコーヒーだらけ。
スリッパは変色するし。なんか嫌になる。

父もバツが悪そう。
妻は急いでフォローし、スリッパを買いに走った。

その間、僕は担当の看護士さんと「医療計画」について話し合う。
何枚かの書類に目を通し、話を聞く。
父は、呆然としていた。

コーヒーも随分減ったし、寂しそう。

ちなみに、テーブルの上には「2月23日 MRIの検査」と書いた紙があり、
後から別のペンで「今日はお風呂の日ではありません」と追記してあった。

どうやら、夕方に「翌日の検査予定」を書いた紙をもらうようです。
そして、質問などがあれば看護士に聞く、というシステムのようです。

しかし、父は「こんなこと書いてあるけど、昨日は何もなかった」といいます。
どうやら昨日もらったこの紙が、夕方以降の予定を書いてあると思っていたようです。

「日付からいって、これは今日の予定みたいやね」

と言っても、「昨日、何もなかった」と繰り返すだけ。

そのうち、「今日、何か検査あるんじゃないがか?」と聞いてきた。
「紙にはMRIってあるけど、終わった?」「いや、忘れられているんじゃないがか?」

そんなことはないだろう・・・とナースステーションに聞きに行くと、何時ごろになるかは
まだ分からないけど、この後にMRIがあるようだ。

一応、父に「MRIはこの後みたいやよ」と言っておくも、「まだ終わってない」と怒り気味。
看護婦さんが来るたびに、聞いているし。

挙句には「今日、風呂の日やったはずやけど・・・・」と聞いてくる。
先ほどの紙を見せても「これは昨日の奴や」と返事。

大変だろうな、看護婦さん

うちらは慣れているからいいけど・・・・。

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