我が家には実父である父以外、妻の父親である義父も同居しております。
昭和9年生まれの79歳。
半年後には80歳となります。
それでも元気で車の運転はもちろんの事、パソコンを使用して銀行の口座をコントロールしたり、
宝くじの当選をチェックし、デイトレード(PC二台操作)もこなす。
うちら夫婦がミーコや家の事を気にせずに仕事&遊びにいけるのも、この義父がいればこそ。
しかしながら、ついに、義父も年齢のせいか・・・あるいは心配の種だった父が同居しなくなったからか、
とにかく「ボケてきた」のである。
随分前(8年ほど前?)から老人性の健忘症はあった。
芸能人の名前が思い出せないとか、電気の消し忘れとか、そういうの。
ただ、最近は「父」を髣髴とさせる様子。
本人も自覚していて、「まずいな」という感じ。
病院へ行き長谷川式のチェックをしてもらっても「27点」と高得点でした。
町医者も「気にしないでいいです」と太鼓判。
しかしながら、絶対に、健忘症ではない。
アルツハイマーか、それ以外のタイプの認知症か。
それのごくごく初期段階。
なんとなく分かるのです。
昨日の夜明け前、義父は救急車で運ばれました。
朝の四時前、義父が部屋をノック。妻が対応
顔面血だらけの義父。妻と部屋へ降りて説明を受けたようだ。
後から僕も呼ばれて部屋へ行く。
階段にも血が。部屋の床には大量の血痕。血痕というか血溜まり?
50cm四方に広がっておりました。
敷きパッドにも結構な血の量。鼻を抑えるタオルは全体が赤く染まっておりました。
妻が義父の対応を。僕は血の掃除を。
ベッドに寝ていたのだが、気づいたら顔面を強打していたようだ。
どういう風になったのかは分からない。
その様子の説明が、僕にと、妻にと、医師にと、救急隊員にと・・・・全てバラバラ。
確かに寝ぼけていたのかもしれないが、混乱が見られた。
当初は、義父も妻も「あぁー、ひどいことになったね、今日病院に行って」という話のやり取りを
していたが、一応、僕がネットをチェック。
検索キーワードは「額を強打 サラサラとした血」。広がり方がそんな感じだったのです。
すると「頭蓋底骨折」がヒット。後悔したくないので、すぐに救急車を呼びました。
最近、呼びにくいんですよね。救急車。
でも、起き上がったりできても、後々大変な事になるのが頭の病気。
めまいやらしびれがきた後では遅いのです。
CTの結果、頭蓋底は無事でした。
それでも、額は腫れ上がり眼球の周りも内出血で変色。
鼻の周りもひどい有様。まるで喧嘩の後です。
何だろう。どういうわけかアルツハイマーや認知症の初期段階ってこういう「きっかけ」があるような感じがする。
きっかけ、っていってもこれが原因でアルツハイマーになるわけではない。
ただ、「これからこういう事が増えそうだ」って思うんです。
義父自身、思い当たることが多いからでしょうか。
先月イタリアに夫婦で行った際、珍しく「お父さん一人か。大丈夫かな・・・?」と妻に漏らしたようです。
去年までは、義父自身、全く心配しないで「行って来い」って感じだったのに。
これからは義父の記録もしていきます。
義父に特有な事はこの「義父のこと」というカテゴリに。
共通しそうな事はその他のカテゴリ(父と共通に)に記入して行きたいと思います。
妻には、「怒らないように、な」とだけ言ってあります。
元々よく喧嘩する親娘でしたが、これからは感情的になっては悪化する一方です。
もちろん、僕に言われなくても妻は分かっている様子。
そんなこんなで、ちょっと紛らわしくなりますが、宜しくお願いします

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