前回の記事で書き忘れたことがもう一つ。
実は、手術する場合、どんな感じになるかを聞いておいた。
大体入院期間は三日ほど。
手術自体は短時間で終わること、など。
しかし、事前に「筋電図」や「MRI」はとるということでした。
「えっと、神経内科で同じ検査をしているのですが」と聞いたところ、
「私が直接検査したのではありませんから、もう一度します」と言われた。
え?またあの痛い検査をするの?
神経内科ではデータを共有できる、と聞いていたのに。
そりゃ、確かに手術する医師が自分の手で検査するのは必要かも知れない。
しかし、それならそれで、二回もしないでいいようにしてくれたらよかったのに。
また、整形外科では手と同時に足も見て貰うはずだったので、聞いてみたら
「私は肘専門ですので、足は知りません!」
と言われる。え? じゃあ、足はどうなるの?
さすがに、退院して神経内科とのパイプもなくなり、こんな状況だとお互いの信頼関係に関わると思ったので、
急遽病棟へ行き、神経内科の主治医との面会を申し込んだ。
往診中にもかかわらず神経内科の主治医は話を聞いて下さいました。
まずは、整形外科での状況を説明し、聞いてみた。
手術についても、「僕ならば、手術をすすめます」とおっしゃいました。
そして、整形外科の医師と連絡を取って下さり、いろいろと説明して下さいました。
まず、筋電図の検査はしなくていいという事。
データはもちろん共有できるし、もともと筋電図は神経内科の専門分野であるため、
こちらでやっておけば、整形外科でやる必要はない、という事。
今回はあらかじめデータ(紙ベース)を渡してなかったので、整形外科の医師は利用できなかったと言うこと。
(診察して、手術が必要ないとの結論になるかもしれないので、渡ってなかった)
大学病院の整形外科はものすごく専門が分かれており、あの先生は肘専門なので足は見なかったという事。
(その代わり、肘手術に関してはエキスパートです、との事)
足については、経過観察するということ。
アルツハイマーの外来の時に、経過を報告すればいい、という事でした。
そして、整形外科の先生としては、手術したくない、というわけではもちろんなく、
「神経内科で紹介されて、いきなり手術」という状態が嫌で、「しばらく外来にて診察を続け、患者との信頼関係を結んでから手術したい」という事らしい。
なんというか、その気持ちも分からなくはないが・・・・それならそれで、
先ほどの診察の時に、そう言ってくれれば納得もいったのに。
そんな医師の内面まで、イチイチ説明していただいた神経内科の先生には本当に感謝しております。
所で・・・父とは全然関係ない話なのですが、とある事柄の説明中に「この事はブログでは書かないで下さいね」と言われてびっくりした(笑)
実は昨日、知り合いの医師に教えて貰ったみたいです。
知り合いの医師の奥さんが、以前から妻のブログの読者らしく・・・。
「大学病院だから知っている人かもしれないから見てみたら?」と旦那さんである医師に
見て貰ったようです。そしたら筆跡ですぐに分かったみたい(汗)
先生は、最初「君の事が記事になってるよ」と聞いたときにすぐに「悪口」を書かれていると思ったようです(笑)
まあ、ネットでは悪口ばかりが目立ちますからね。
そして律儀に妻に「他の人(看護師など)にも教えていいですか?」と許可を取っていた(笑)
だから、何人かの方がご覧になっているかも。
そんなこんなで長い入院生活もようやく一区切り。
今回の入院費は、おおよそ28万円程でした。
近いうちに戻ってくるような感じがしますが、次は神経内科ではなく整形外科の病棟。
この場を借りて、神経内科の先生、看護師さん、その他大勢の方々に・・・感謝を申し上げます。
長い間、父のお世話、ありがとうございました。
ということで、これからは通院で整形外科に通うことになりそうです。
ちょっと不器用な先生ですが、順を追って信頼関係を築いていきたいと思います。

コメント
退院よかったですね。
ああ~
信頼できるいい先生でしたんですね~
こんな大文字で感謝の言葉がでるから(笑)
この信頼関係が築けるというのは
先生の患者さんに対する考え方の違いかしら…
えらい違いだわ。
↑
愚痴ってゴメンなさいね。(笑)
お父様の病状解説の記事 老父にもあてはまりました。
手足の痺れとか冷えの原因とか 循環器専門の担当医に訴えてもいい返答が返ってこないのも納得。
なおますさんへ
こんばんわ。
えっと、手足の痺れはもう少しいろいろな角度から見なくてはいけませんね。
個人的な見解ですが、やはり神経内科から診て貰い、その後「痺れ専門の整形外科医」に診て貰えばいいのでは?と思います。
冷えは・・・どこでしょうか?
神経内科に聞けば分かるのかな?
良い先生に巡り会えるといいですね