また日をまたいでしまった・・・・。
四日目の日曜日の話。簡単に書きます。
まず、「朝食を食べ忘れてしまった」と盛んに言っております。
本人は、起きたのが10時過ぎで、気付いたときには遅かったという感じ。
昼はきちんと食べたけど・・・食べ損ねたって。
病院のシステムは簡単。
まず、部屋で食べるかダイニングルームで食べるか。
運動や気分転換も兼ねて、ダイニングルームで食べてもらうことにしました。
時間になったら、厨房(配膳所?)が開きます。そこで名前を言って受け取る。
食べ終わったら厨房に戻す。これで終了。
食事には名前の書いた紙がおいてあります。
これがあれば、「誰が食べてないか」が分かりますし、返却時に残っていれば
「誰がどれだけ残したのか」が分かるシステム。
父は何故か名前を書いた紙を持ち帰ります。
その紙をメモ用紙にしたいのでしょう。前回の入院時もそうでした。
ただ、父は必ず残さず食べるので特に問題はないと思います。
予想通り、今日の朝食の紙もありました。献立もバッチシです。
笑えたのが、バナナを冷蔵庫に入れており、出してあげると
皮を一枚、二枚と剥いて・・・・
その他の部分は皮ごと食べようとしていた事。
「もうちょっと残っているよ」と言ったら笑っておりました。
真顔でびっくりしてしまう事もありますが、最近はなるべく笑ってあげることにしております。
お土産に持っていった金沢小町のケーキを瞬時に選んでくれたのは良かった。
いつも「お前が選べ」とか「えーーっと・・・・こいつでもいいや」って感じで、
あまり選んでくれない。選んだとしても投げやりな選び方。
今日は、「これが美味しそうや」って顔で選んでくれたのでうれしかった。
いつもこうなら良いのに。
後、帰り際に「何かいいたいことあったんだけどな・・・・」と思い浮かべようと必死。
「まあ、いいや」って感じだったので帰ったのですが、50m程進んだときに、父がおいかけてきて「@@が欲しかったんだ」と言いました。
もちろん、それは明日にでも持っていくものでしたが、父がきちんと思い出せたことはうれしかった。
それと、部屋を出て、右に曲がり、ナースステーションで曲がって・・・・うちらに追いつくっていう「複雑な行程」を瞬時に間違えずに、しかも追いついたのにはびっくりしました。
何しろ、父は急いでいたはずです。焦ってもいたでしょう。
それなのに、道順を間違えなかったのには、ちょっとびっくりしました。
入院生活も慣れてきた証拠でしょう。
看護師さん、みんな若いし可愛いし優しいし・・良かったです。
妻と「昔みたいなおっかないおばさん看護婦さんってどこにいったのかな?」って話ながら帰りました。

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