次に考えたのは介護保険と医療保険の事。
役所はいつでもやっているのでとりあえず、保険会社の担当者にいつ会えるか
確認した。昼にはあえると言うことでファミレスで会うことに。
(家には父がいるので心配かけたくない)
それまで多少時間があったので、市役所へ。
クロスランドにある「総合保健福祉センター」とどちらに行こうか迷ったが、
別の用件もあったのでこちらへ。
まず聞いたのは、現在払っている高額の介護保険料について。
介護保険をもらう立場になる予定だが、今の所は払っている。
保険料は前年の収入によって変わる。
現在は働いているので当然「現役並み」の料金で、一番高い。
すぐに無職になる父(というか家族)にとってはとてもつらい。
一応、そのことも含めて聞いてみたが、やはりというかなんというか、
「とりあえず、今年一年は高いのを払うしかない」
という結果に終わった。来年まで安くならない・・・。
もちろん、これは、国保の料金についても成り立つ。
現在は月6万程払っている。これもつらいが仕方ない。
介護保険の認定に関してはやはり、総合保健福祉センターへいかなければ
駄目らしい。ま、これも予定にあったし。
そうこうするうちに、保険会社とのアポの時間に。
焦点の一つは、
「保険料払い込み免除特約」の成立要件だ。
最近はどの保険会社も「ある程度深刻な状況になったら保険料は払わなくてもいい」という特約がついている(あるいは付加できる)
それを解除しないと介護状態のまま、保険料を払わなくてはいけなくなる。
もちろん、今はまだ該当しない。
しかしながら、「@@の状態になったら」という事を詳しく把握しておけば、
その状態になってすぐに申請すれば、金銭的にも余裕が出てくる。
これらの要件は、公的機関の「要介護認定」の段階とは別の要件を持つ場合がある。
だから、公的機関で介護認定されなかったとしても、こちらの要件を満たす場合があるのだ。
父にかけてある数々の保険に関しては後に詳述することにします。
もちろん、保険会社の担当者は、他の情報もたくさん持っている。
何しろ、介護状態、高度障害の人の状態など、通常の人より遙かに多く接してきている。
当然、その家族とも接してきている。
そういう状態になった時必要なのは何か、など聞くにはうってつけなのだ。
一通りの説明を受けた後、時間にして14時前、保険会社の人と別れる。
その後に考えたこととしては、ズバリ、父の仕事の事についてである。
仕事、というか会社の事である。
社長に直接アポを取りたかったので、電話帳で調べ本社に電話。
受付の人にアポを取ってもらう。14時から会議と言うことで、16時にアポ成立。
とりあえず時間もあることだから、社長に渡す手土産を買い、姉に報告することに。
この時期、義兄も家にいるので話が早い。
姉夫婦に一通りの事情を説明し、アドバイスを受ける。
義兄は僕と似たような性格であり、この手の事にはものすごく積極的に調べてくれて協力してくれる。
非常に心強い人だ。姉に会いに行くと言うよりは義兄に会いに行った。
話に集中できるように双子のご機嫌取りアイテム(お菓子)は欠かせない。
義兄と話していて、参考になったのは
「介護認定のタイミング」
であった。そんなこと考えもしなかった。
義兄の父は癌のためしばらく在宅介護が続いた。
その時思ったのが、それだった。
あ、大変だ。介護だ。介護保険をもらうために認定してもらわないと!
って普通の人は思う。僕も思った。
でも、介護の認定は半年に一度しか出来ない。
というか一度認定されると半年間は、再認定してもらえない。
(訂正:急変した場合はいつでも変更できるとの事です)
アルツハイマーのように一気に状態が悪化する病気の場合、
ごくごく初期に認定を受けると、半年のうちに随分悪化し焦ることになる。
だから、その時期を見極めてしなくてはいけない、ということだ。
ま、絶妙なタイミング、ってのはどの時期かは分からない。
でも、調べていくうちに、いい時期が分かるかもしれないので調べることにした。
(翌2月11日、介護保険制度についての専門の書を購入)
収穫も多かった義兄との会話であるが、社長とのアポの時間が迫ったので
家を後にした。
次は、16時からの社長との対話について書きたいと思います。

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