初めての診察   その2

今日が予約の日。予約時間は13時半。
お昼を家族で食べようという事になり、夫婦で計画。11時前には出る事にした。
この予定を前日に父に報告。

そして朝。時刻は8時。
個人的な用事のため、準備していると父が起きている。
ガサゴソと音がするので寝室へ。

そこには、背広を着た父が。

・・・・・・・・・。

どうやら、朝出発すると思っていたらしい。

ま、そんなことは気にせず、

「卯月(妻のハンドル名)が味噌汁を作っておいたみたいだからちょっとだけ食べてか。昼は外食するから控えめにね」

と報告。
そそくさと台所へいく父。

昼前、時間になったので父を誘い、卯月と三人で出発。
その時卯月から報告が。

「おとうさん、餅を全部食べた・・・・」

どうやら雑煮だったらしい。餅を3つ入れておいたらしい。

ま、いっか。

某所でランチ。当然ながら、「全部は食べきれないから、お前食べてくれ」といわれ、サンドイッチを一つ食べる。

前置きはこんな感じ。
病院に到着。

とりあえず、初診なので受診票を記入し、受付を済ませる。意外に早い。
神経内科にて受付。以前郵送されたアンケートを共に提出。

少し待たされて、まずは、父一人が、検査室へ。
どうも、画面に出てきた質問を答える、という方式のようだ。
ビデオ?なので時間制限があったみたいで、「答えれなかった・・・」と言っていた。

次は、医師(若い人)に診察室へ呼ばれ、いろいろと聞かれる。
いつからどんな感じか、など。
事前のアンケートの確認作業のようだ。

それが終わり、主治医を待つ。
主治医は「山田 正仁」先生。

同じようにアンケートの確認作業があった。
後は簡単な質問。

その中で・・・・・・・・

「今日のお昼は何を食べましたか」

の質問に父は堂々と

「今日は朝から何も食べておりません」

・・・そ、そうか。

先生「それだとお腹すきませんか?」

父「最近、小食になってしまって・・・・」

おいおい。きっついなあ。
これでようやく卯月が言っていたことが分かった。

「出かける前に3合炊いてあったご飯、全部なくなっていた」
「さっきご飯食べたのに、もうパンを食べている」

などなど。

どうやら、「食べた」という事を覚えていないようだ。
そのくせ「何か食べないと駄目」という思考が働き、胃が一杯なのに何かを食べようとする。

だから、本人は「小食で・・・」と言ったのだろう。

ほんとにいろいろな検査をしたのだが、やはり得意不得意があるようだ。
3つの単語(梅・犬・自動車)を覚えてもらった後、

「100から7ずつ引いていってください」という問題をして(79-7以降が出来なかった)、その後に

「先ほどの単語を思い出してください」と言われた時も全く思い出せず。
時間にして1分後くらいである。

ヒントをもらうも全く思い出せない様子。

「・・・来て正解だった」と思った瞬間だ。

その他にもネタは多いがあまり書いても仕方ないので、その3では具体的な検査内容など書こうと思う。

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